マイナンバー制度では、自治体の窓口などで住民からマイナンバーが提示された際には、本人のものか確認することを法律で義務付けています。
- 「個人番号カード」の顔写真とパスワードによって本人確認をおこないます。従来の住民基本台帳カードと同様にICカードであり、カード表面には氏名、住所、生年月日性別が印刷されています。
- ICチップには、券面記載事項のほかに、市町村独自のカード利用のための事項やカード所持者のパスワードが、改ざんできない形で記録されています。
ただし、所得情報や病歴などの個人情報は記録されてません。 - 個人番号カードのICチップは、住基カードと同じ「タイプB]と呼ばれる国際標準に基づいています。
- ICチップのデーターを読み書きするためのインターフェイスの実装がされ、ひとつ目として接触型ICカードリーダーライターのための接触端子が、二つ目として非接触型ICカード・リーダーライターのための送受信アンテナが、プラスチックカードに封入されています。
- 個人番号カードのICチップには、情報を盗み出そうとする不正行為に対抗する機能もあります。カードをこじ開けるとチップが破損する、光が当たるとメモリー内容が消去される、電圧やクロックの異常を検知すると動作を停止するなどの対策がしてあります。