マイナンバー制度の導入において、一番大切な作業はパート・アルバイトも含めた全従業員その他必要な人全員からのマイナンバーの収集になると思われます。
平成２７年１０月以降、通知カードの配布がはじまったら、絶対になくさない旨を通達し出来れば個人番号カードの取得申請をすすめましょう。
個人番号カードは無償で取得可能ですし、将来マイナポータルなどの利便性も向上するので、申請メリットが大きいことをお教えしましょう。
万が一個人番号カードを紛失した場合の対応。
❶個人番号カードは、悪用される恐れがあることから厳重に管理することが
求められます。ただちに市町村に届け出たうえで再交付の申請を行う
事が大切です。
マイナンバーは安心・安全（勿論会社の対策も）と周知しましょう。
マイナンバーの提供を求める場面
❶全員分を一度に集めるタイミングとしては、年末調整時に収集するのが適当です。
年末調整の資料配布と同時に回収の通知を行い、同時にマイナンバーを回収する方法です。（制度施行と同時に回収では混乱が生ずることが推測されることから施行前に回収することは認められてます。）
❷ハローワーク等から報告依頼がきた時点、いずれにしても、個人番号を預かる時点までに安全管理措置および本人確認体制を整えておく必要があり、
平成２８年１月１日までに対策を完了しなければなりません。
個人番号を預かるということは、保管にあたる責任・義務が発生することです。
